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2020年(令和2年)
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広報 やはば 5月 №795
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ALSOK×矢巾町
新・見守り事業を開始!
 町は、警備会社のALSOKが提供するサービスを活用した、地域住民の見守り事業を開始します。高齢者や認知症の方が「みまもりタグ」を持ち歩くことで、行方不明になった場合などの迅速な発見につなげるものです。
 この取り組みのポイントは、多くの方が専用アプリ「みまもリタグアプリ」を利用することで、より広いエリアでタグを感知できるようになることです。
 この取り組みを推進するため3月26日、ALSOK岩手(瀧川誠社長)と「みまもりタグを活用した地域の見守り体制整備・活性化に関する包括協定」を締結しました。
 町内では昨年、2件の高齢者の行方不明事案が発生。いずれも無事に発見された一方で、事故などに遭遇しても不思議ではない状況でした。
 締結式で瀧川社長は「住み慣れた町で安全、安心に生活が続けられるよう、このタグが助け合いの裾野を広げることに役立てば」と話しました。
 高橋町長は「認知症の方も、地域で生活できる仕組みを同社と協力して構築していきたい」と意気込みました。
ボランティアの方は登録不要。スマホにみまもりタグアプリをインストールするだけ。
送信する位置情報は匿名ですので、個人情報が漏れる心配はありません。
※みまもりタグアプリの利用者を「ボランティア」と表記しています。(図はALSOK提供)
(5ページ)
■みまもりタグ使うには?
 タグはALSOK岩手で販売しています。一定の基準を満たした方向けの購入費助成もあります。
▼料金 本体2200円、月額利用料200円(税別)
▼販売場所 ALSOK岩手盛岡南営業所
(紫波町日詰字下丸森111-3 電話 671-3018)
※営業は平日午前9時~午後6時
・みまもりタグサービスに関わる道具一式。
①はみまもリタグ専用靴で、タグを入れる専用ポケットがあります。
②は感知器で、タグが一定の距離に近づくと、位置晴報をALSOKのサーバーに送信します。町内25ヵ所に設置します。
 みまもリタグアプリのトップ画面。このアプリは、タグを持っている人とすれ違うと、そのタグの位置情報のみをALSOKのサーバーへ自動で送信します。スマートフォン内の他の情報が操作されることはありません。
 アプリのダウンロード後は、無線通信機能「Bluetooth」とGPS機能をオンにしておく必要があります。
 タグは購入後、高齢者や認知症の方が普段から持ち歩けるように準備をしましょう。持っているだけで、感知器などから位置情報が発信され、捜索などの際に位置情報の履歴が役立ちます。
 一方で、タグの位置情報を発信できる感知器は、町内に25台のみ。各感知器が機能する範囲は半径最大50片で、これだけでは、町内全域を網羅できません。そのため、専用アプリの存在が重要です。
■タグ購入費助成制度のお知らせ
 町は、みまもりタグの購入に係る助成金を支給します。助成金の申請には、ALSOK岩手でタグを購入した際の領収書などが必要となります。
▼対象 ①②両方に該当する方を在宅介護中の同居家族
 ① 要支援・要介護認定者
 ② 認知症またはその疑いのある方
▼補助内容 住民税の課税状況で異なります。
・非課税世帯
 みまもりタグの購入費の全額十月額基本料金
・課税世帯
 まもりタグの購入費の半額
▼必要なもの
 契約書の写し、領収書
▼手続き方法
 ALSOK岩手盛岡南営業所でタグを購入後、役場健康長寿課で申請。
※助成金は、購入後に支給する形となります。
▼問い合わせ
 役場健康長寿課長寿支援係(電話611-2821)へ。
■アプリのダウンロードにご協力ください。
 たくさんの方が無料アプリを登録することで、見守りが必要な高齢者などの位置情報を記録するアンテナが多くなり、早期発見につながります。
 無料アプリを登録するだけで、一人一人が認知症高齢者などの「見守りボランティア」となることができますので、アプリインストールのご協力をよろしくお願いします。
 みまもりタグアプリは、左記QRコードから無料でダウンロードできます。


yahaba.tv/e-gov/koho/20-05-795/4-5/